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プレスリリース
慶應義塾大学、電気自動車Eliicaの解析にPowerFLOWを使用
最先端バーチャル設計を取り入れ、電気自動車の普及を加速
2010年12月8日
製品開発に向けた流体シミュレーション・ソフトウェア(CAE/CFD)をグローバルで展開するエクサ・コーポレーションの日本法人であるエクサ・ジャパン株式会社は、同社の熱流体解析ソフトウェアPowerFLOWが、慶應義塾大学が研究開発した電気自動車Eliicaの流体解析ツールに採用されたことを発表します。
慶應義塾大学では、ガソリン自動車に置き換わる次世代自動車として、環境問題に対応し最もエネルギー効率が良く、さらに性能、快適性、広さに重点を置いた実用的な電気自動車の研究開発に取り組んでいます。従来の電気自動車では困難であった充分な動力性能を達成するには、高性能な要素技術の採用が決め手となります。高速走行時の空気抵抗を考慮し、さらにエネルギー効率を高めるデザインおよび性能開発への必要性が高まるなか、このような課題を解決するためにはバーチャルによる設計や解析が不可欠となります。
「PowerFLOWにより、Eliicaとその車体に小さな空力デバイスを装着した空力シミュレーションを実施した結果、絶対値はもちろん小さなデバイスの変更に対しても実験値と同様の差分を評価することができ、高精度なシミュレーション結果であることを実感しました。自動車業界において幅広い実績があることも後押しし、今回のツール導入を決定しました。高性能な電気自動車の開発に、我々はシミュレーションを積極的に活用することにより実験に費やすコストと時間を削減し、より多くの研究開発に集中したいと考えます。デザイナーが車両デザインを検討するのと同時に、シミュレーションにより製品性能を確認することで、空力性能とデザイン向上の両立が可能になるバーチャル設計を推進していきます。
今後は、エンジン音に代わり主要な騒音源となる風切音の低減に対し、音源の特定が可能なエクサ・ジャパンの音響解析ソリューションも活用したいと考えております。さらに、エンジンを持たない電気自動車特有の熱マネージメントに対しても、車両全体のトータルなソリューションの提案に期待しています。今後も、革新的な最先端技術の提供と、他のデジタルツールと統合されたソリューションの提供に期待しています。」
(慶應義塾大学 教授 清水 浩)
「電気自動車はエンジンコンポーネントがなくなることにより、これまでの自動車とは全く異なったデザインの余地があります。慶應義塾大学で研究されているインホイールモーターは、更にその可能性を高め、独創的なデザインにより従来の自動車を超える空力性能が得られるポテンシャルを持っています。この他にも駆動音の減少によって、風切音が相対的に快適性の課題となるなど、電気自動車特有の課題は私どものPowerFLOWが最も得意とする分野であります。
次世代自動車として期待される電気自動車の先進的な研究機関である慶應義塾大学に私どものソリューションが採用されたことにより、電気自動車の普及に少しでも貢献できることを楽しみにしております。」
(エクサ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 石川 和仁)













