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プレスリリース
新製品リリース PowerACOUSTICS
-風切音に対する初の実証された車室内騒音予測ソリューション-
2010年2月2日
製品開発に向けた流体シミュレーション・ソフトウェア(CAE/CFD)をグローバルで展開するエクサ・コーポレーションの日本法人エクサ・ジャパン株式会社は、新製品PowerACOSUTICSのリリースを発表しました。本製品は、外部流れが起因する車室内騒音予測に対する業界初の実証されたソリューションです。PowerACOUSTICSは、それぞれの音響担当エンジニアが効率よくシミュレートし結果を分析することで、設計の初期段階で音響パッケージとエクステリア形状の最適化を同時検討することができます。これにより、車室内騒音ターゲットを達成する開発を支援します。風切音を初期に評価することで、効果のある設計変更を低コストで行うことができます。
「風切音は、自動車に関する顧客不満の第1位に絶えずランク付けされています。当社の画期的なテクノロジーにより、お客様を効率的かつ経済的にこの深刻な課題から救うことができると実感しました。PowerACOUSTICSにより、高い信頼を持って設計の初期段階で流体騒音の知見を得ることができます。」(Exa Corp. President and CEO, Stephen Remondi)
騒音制御のエンジニアリングは、陸上輸送機器や航空宇宙の製造業にとり長期的な課題です。風洞による車室内騒音の測定は可能ですが、騒音源の特定と可視化に関しては特に困難で、さらに試作車が完成するまで試験を実施することができないため、効果的な改善を設計に適用するには手遅れになります。風切音を設計の後段階で解決するには、追加のコストや重量が課されます。当社の非定常ソルバーは、流体が起因する騒音源とそれにより生じる外部表面上に負荷がかかる非定常圧力をシミュレートし可視化する、他にない機能を備えています。しかし現在に至るまで、外部の圧力変動が車室内へ伝達し、乗員の耳位置で起こる騒音レベルを測定するにあたり、確立された方法はありませんでした。
正確で費用効率がよい騒音予測ソリューションの高いニーズにより、北米日産などの企業では当社が提供する新しいソリューションが、流体騒音性能の評価に有効であることを既に確認しております。「PowerACOUSTICSは、風切音の研究において重要なテクノロジーです。この新しい技術により、開発期間の初期にて流体騒音の性能に関する有益な情報を得ることができます。」
(Nissan North America, NVH & Wind Noise Manager, Dave Lepley)
「当社の流体騒音チームは、流体解析、流体騒音そして構造音響学の分野において多くの業界経験があります。我々は多岐にわたって実験データに対するPowerACOUSTICSでの予測結果の検証を行ってきました。これにより、信頼性の高い結果や使い易さを追及した解析手法、さらにケース設定のベストプラクティスを含む統合された風切音ソリューションを開発しました。」
【PowerACOUSTICS概要】
当社の主要製品PowerFLOWと組み合わせることで、PowerACOUSTICSは、デジタルによる製品開発プロセスの一環として、音響設計の改善および強化といった非常に多くの価値を提供します。
- 開発プロセス全般で風切音評価が可能に
PowerFLOWによる外部風流れに起因する圧力データをPowerACOUSTICSの構造-音響ソルバーのモジュールに入力し、乗員の耳位置における風切音の寄与度を得ることができます。 PowerACOUSTICSは、車両開発のワークフロー内にシームレスに統合されており、設計初期でのトレードオフ 分析から、最終試作テストでの問題解決までの開発プロセス全体にわたり、音響エンジニアが風切音問題の特定や分析を行うことができます。
- 設計初期段階でのトレードオフ検討が可能に
PowerACOUSTICSの活用により設計初期で風切音データを得られることから、空力、音響エンジニアリングおよび設計者が共同で作業をすることができます。これにより、エクステリア形状や音響パッケージ設計の最適化について、試作車の完成に先立ちエンジニア同士で事前に意見交換をすることができます。
- コストと重量を抑える音響パッケージの最適化
燃費向上は設計における一番の懸案事項であり、また排気規制の厳しさから車両重量はすべての設計に対して大きな影響を与える重要な要素です。従来の音響対策方法(例:ラミネートガラス)の多くは、重量増を伴い追加のコストが発生します。PowerACOUSTICSの活用により試作車の完成前に騒音源を可視化し評価することで、音響エンジニアは、コストをかけず騒音レベルを低減するためのエクステリア形状の修正を要望することができます。PowerACOUSTICSは、乗員それぞれの耳位置における車室内騒音レベルに対して、異なる音響パッケージ特性(ガラスパネル特性やキャビンの吸音特性の形式として)の効果を短い時間で簡単に解析することができます。騒音源の寄与度分析は、ウィンドシールド・サイドガラスなど様々なパネルから、車室内全体の騒音レベルへの寄与の比較評価をする機能を備えています。
- 試作車での風洞テストの依存を低減
PowerACOUSTICSとPowerFLOWを連成させることにより、物理テストに関わるコストを削減するだけではなく、設計の特性や修正が騒音源にどのような影響をおよぼすのか、詳細な視覚情報をデジタル風洞にて確認することができます。さらに、当社のTVAソリューションにより、空力や熱制御で使用する詳細なデジタルの試作車を、風切音性能の評価に再利用することができます。
製品に関する詳細はこちらをご参照下さい。








