プロダクト
デジタルサーフェス・スカルプティングによりCAEツールを設計プロセスへ適用
強力なCAEツールは次のいずれかの方法で導入されます。ひとつは、元の要件に対して特定の設計を検証する受動的なやり方で、もう一つは最適性能を引き出す設計代替案を積極的に求める方法です。検証から最適化へ重点をシフトすることで、CAEツールの価値は飛躍的に向上します。
検証と最適化でCAEツールを使用する違いは何でしょう? それは、部門内の制限されたスキルや予算の中で、ますます短縮し続ける設計サイクルに後れを取らずに、高品質な形状設計代替案を迅速に求めることができるかどうかということです。

PowerCLAYの基本モデル化技術により、作成されたフィーチャから数秒で形状変更が可能。
CAE解析やエンジニアリングに課せられた既存の制約に対応するだけでも困難ですが、設計ソリューションを実現するために新しいCADデータを待つ時間が必要となれば、さらに難しくなります。このような状況でこそPowerCLAYが力を発揮します。PowerCLAYでは、シミュレーションですぐに利用できる高品質かつ詳細な複数の形状代替案を数時間のうちに作成できます。PowerCLAYを使用すれば、フリーフォームサーフェスツールの品質コントロールとソリッドモデラーのフィーチャー互換性を組み合わせたような方法でシミュレーション用のメッシュモデルを直接操作できるため新しいアイデアの実現に要する時間を大幅に短縮できます。
例えば、ある日の午前中に一連の空力データを解析し、午後にはボンネット先端近辺からグリーンハウスの形状、さらにはトランクリッドの末端まで車両全体の形状を修正し、夕方までに新しいモデルを設計部と検討・微調整すると、翌朝には新しい設計案の完全な解析が完了しています。PowerCLAYユーザーは、この一連の工程を毎日行い、そこで開発される車両は空力設計目標を毎回達成しています。
PowerCLAYの機能および利点:
1. アイディアサイクルを短縮して設計サイクルに集中
- PowerCLAYでは、リアルタイムにCAEメッシュ上で形状を直接変形させることが可能です。
- CADソフトウェアを使用することなく形状を最適化し、数時間のうちに複数の代替案や新しい形状の設計案を作成できます。
PowerCLAYは、アプリケーションの形状設計空間を探求するうえで必要な各種モーフィング機能を提供します。
- ボリュームモーフィング
- サーフェスモーフィング
- コンポーネントの平行移動
2. PowerCLAYで新規の基本メッシュパーツを作成可能
- 設計ソリューションによっては、既存の形状を修正するだけでは最終設計を完成できません。そのようなケースに対して、PowerCLAYは、CADツールを使用することなくNURBSフリーフォームコントロールで新規に基本メッシュパーツを素早く作成できます。
3. 複雑な詳細部分までスムーズにモーフィング
- PowerFLOW®と同様、PowerCLAYではメッシュ形状の複雑性は問いません。どのような形状であっても、特に考慮することなく簡単にモーフィングできます。形状の簡略化も不要です。
4. 数分間で各種フィーチャーの大量モデルセットを作成
- PowerCLAYは、モーフィング機能のバリエーションや組み合わせから大量のモデルセットを作成できます(例えば、実験計画対応モデルセットなど)。
PowerCLAY製品ハイライト
- PowerCLAYはフルスケールのCADツールではないので、簡単に習得・操作できます。通常2日程度で作業できるようになります。
- 1つに閉じたサーフェスメッシュは不要です。
- 個別のラティス(格子)ポイントにより、新たな制約を指定することなく、モデル形状を詳細に制御できます。
- アプリケーションを変えることなく、ゼロから新規パーツを作成できます。
- CADツールを使用することなく、CADと同精度の形状の制御が可能です。
- 短時間でプロタイプを作成するのに適した、個別フィーチャーのメッシュ全体モデルおよび個別メッシュモデルを抽出できます。
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