サービス
PowerFLOW® / IBMディープコンピューティング
注目点
- 当社のソフトウェアの効率のよい並列性能と、IBM社の高処理能力との組み合わせにより、短時間で解析結果を得ることができます。
- 市場の需要に応えられるよう、社内サーバーと同程度のコストでより優れた能力をもった仮想サーバを提供します。
- これまでコスト的・技術的に無理であったコンピュータリソースを集中的に利用した解析が可能です。
- ピーク時での作業を問題なく処理しつつ長期的な固定費を削減できます。
- 常時使用可能な仮想コンピュータ計算能力で、よりスケールの大きい競争が可能となります。
- ITや管理に関連した問題にわずらわされることなく、車両エンジニアリングとしての業務に集中できます。
地上輸送分野のメーカーやサプライヤであれば、技術設計から製造までが非常に長い工程であることは熟知していると思います。最初に製品を発表したものが成功を得る競争の中では、製品化までの道のりが市場におけるその車種の長期的な成功に大きな影響を与えます。
お客様は豊富な製品バリエーションを短期間で製品化することを求めています。そして、市場は車両の性能だけにとどまらず、新しいアイディアも期待しています。一方、車両品質は、風切音、燃費、快適性、操縦性を筆頭に多数の要素により評価されます。
IBM社とのPowerFLOWオンデマンド・サービス
IBM社のディープコンピューティングを利用した当社製品PowerFLOW® のDigital Wind Tunnel オンデマンド・サービスでは、空力、熱、流体騒音の各種テストを実施できる包括的なデジタルテスト環境を提供します。またPowerFLOWシミュレーションソフトウェアの技術面での利点と、スーパーコンピュータや関連ソフトウェア導入にかかるコスト、技術、および管理などによる負担がないオンデマンドHPCを組み合わせることで、もう一歩高いレベルのパフォーマンスを実現します。オンデマンドによるディープコンピューティングの統合ソリューションを利用したPowerFLOWを導入することで、車両プログラム全体を実施する際に直面するHPCの利用に関するさまざまな課題を克服することができます。
IBM社のディープコンピューティング機能を利用したPowerFLOW オンデマンド・サービスでは、メーカーはこれまでにないシミュレーション速度と容量を利用することができるので、突発的かつ大規模なピーク時の負荷にも十分対応可能です。この強力なソリューションにより提供される機能は、以下のとおりです。
- 業務需要に合わせて必要な時に迅速に従量課金ベースのHPCの能力を提供します。
- 高度なセキュリティで暗号化されたVPN(仮想プライベートネットワーク)通信を経由して、IBM社のスーパーコンピューティングの処理能力を利用できます。
- 数十台から数千台ものCPUを必要とするコンピュータ集約型負荷を減らし、ピーク時の作業や新規プロジェクトの着手に集中できます。
- 社内オンデマンドのHPCインフラストラクチャの最適な組み合わせにより、変動コストが予測でき、ビジネスリスクを軽減できます。
PowerFLOW デジタル風洞
DIGITAL PHYSICS®のテクノロジーに基づき、PowerFLOWは設計技術の新しい可能性を実現する強力なデジタル風洞ソリューションを提供します。PowerFLOW のDigital Wind Tunnel™は実証された信頼性の高いテクノロジーであり、空力、熱、流体騒音の各技術設計テストを可能にし、これまで不可能であった解析機能も提供します。エンジニアは、設計チームの各部門担当メンバーと協力しながら、風洞またはオープンロードトラックテストのシミュレーション、分析、評価を行い、設計サイクルの初期段階でさまざまな現象を解明することが出来ます。
IBM社のディープコンピューティング機能を利用したPower FLOW オンデマンド・サービスは、製品開発要求を満たすための支援を行い、ビジネスおよびITの側面からさまざまな価値を提供します。
- オンデマンドにアクセスすることにより、不確定かつ予測不可能な計算サイクルによるビジネス、コスト、および技術面のリスクを軽減します。
- 仮想的かつ無限の並列性能により、新しいビジネスチャンスを実現し、ビジネスサイクルの変動に対応できます。
- インフラストラクチャやデータセンターを恒久的にアップグレードすることなく、早いスピードで変化し続けるビジネス要件にも適応可能です。
- 複数の設計反復を素早く実行することで、より正確かつタイムリーな情報に基づく、優れたビジネス決定を下すことができます。
- 不十分な計算リソースや長期的な固定費でIT部門を縛ることなく、ビジネス需要に応えることが出来ます。
並列性能、多様性、柔軟性をもってHPCリスクを軽減
オンデマンドHPC環境は、信頼性が高く、高い並列性能と柔軟性を持ち、非常に高い計算能力やストレージ容量装置に対応した高速プロセッサーや記憶機器などのインフラストラクチャが必要です。ピーク時の需要を満たす計算のインフラストラクチャを構築するよりも、PowerFLOW のオンデマンド・ソリューションの導入で、すべてあるいは一部の計算負荷をIBM社のリモート設備に分散できます。PowerFLOW のオンデマンド・サービスでは、以下の機能を提供します。
並列性能のよい容量
当社製品群の利用により、CAD形状の変更、メッシュ化、および複数シミュレーションのサーバーへの投入を即座に実行など、これまで不可能だった方法で設計の反復や正確な評価を行うことが出来ます。数千台のCPUへアクセス可能なため大幅に短縮されたタイムフレームで解析結果を得られ、追加設計も素早く行ってテストすることができます。これまでのCAE/CFDの技術の導入には煩わしさや高いコストが問題となっていましたが、当社とIBM社のパートナーシップによりこれを解消することができます。
PowerFLOWは、IBM社によりホスト管理される強固で高い並列性能の良い計算設備を提供するLinux®ベースのクラスターであるIBM社eServer® Cluster 1350テクノロジー上で動作します。Linuxクラスターベースの計算エンジンソリューションは、IBM社のeServer pSeries®プリ/ポスト処理サーバーでフロントエンド処理されます。仮想的かつ制限のない計算能力は必要なときに常時利用できるため、より大量でより複雑な問題も解析でき、また短時間で解析をさらに繰り返し実行できるため、結果的に製品化までの時間が短縮化できます。
多様性
PowerFLOW のオンデマンド・サービスは、従量課金制であるため、投資回収の予測が立てやすくなります。使用容量についてのみ支払い、作業が完了したら余分なリソースを返却できます。CPU時間ベースで課金されるため、10回のシミュレーションを1日で完了した場合も10日間かけて実行した場合でも、コストは変わりません。これからは、固定コストと変動コストを適切に組み合わせ、全体的なコストを改善できるため、どのような要望やプロジェクトにも応えることができます。
柔軟性
統合されたソリューションで、製品化と投資回収までに要する時間を短縮します。HPC環境の増設に掛かる時間を短縮化して、コストのかかるデータセンターのアップグレードを遅らせたり、場合によっては回避することもできます。ピーク時の作業でも自信をもってデータを処理できるため、技術面またはビジネス面における要件の変更にも柔軟性を持って対応できます。
信頼度の高い隔離された動作環境
PowerFLOW のオンデマンド・サービスのクライアント用にIBM社のDeep Computing Capacity on Demandサーバーおよびストレージ機能を利用しています。さらに、必要に応じて、IBM社のDeep Computing Capacity on Demandの容量を劇的に拡張できます。プロジェクト期間中、各クライアントにセキュリティ性が高く隔離されたクラスターパーティションが割り当てられます。それらの動作環境とデータは、他のクライアントユーザーから隔離されながらも、割り当てられたクラスターパーティションは完全に制御することができます。
リスクの軽減
IBM社のDeep Computing Capacity on Demandを利用したPowerFLOWのオンデマンド・サービスの並列性能、多様性、および柔軟性を組み合わせることで、テクノロジーの老朽化に伴うリスクを軽減しながら、スーパーコンピュータを導入した場合のコスト面およびIT管理面での負担を回避できます。先行投資による資産取得や長期的な固定コストを避け、消費に見合ったITコストをかけることが可能です。
最先端のソフト/ハード提供企業との提供により
地上輸送分野のメーカーは、自信を持って当社のPowerFLOWオンデマンド・ソリューションを導入することが出来ます。なぜなら当社はCAE/CFD設計シミュレーション及び解析ソフトウェア業界で先進の技術とサービスを提供しており、IBM社は、並列性能、高度なセキュリティ、および障害に強いオンデマンド動作環境で、ハイレベルのスーパーコンピューティングイノベーションおよびソリューション(脚注を参照)を提供するリーダーとしての地位を築いています。クライアントの重大な負荷を担う分野におけるリーダーとしての地位と経験を持つIBM社は、PowerFLOWを介して世界規模のクライアントにソリューションを提供します。
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